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不登校の子をオンライン教材(ICT教材)で出席扱いにできる制度があるのをご存じですか?
うちと同じく不登校中の誰かさんの役にたつかな? と思い、有力候補だった「すらら」と「スタディサプリ」の2つを比べてみました。
不登校のお子さんでも、いくつかの要件を満たすオンライン教材(ICT教材)を使用すれば出席扱いにできます。
しかし、どの学校でも同じ条件でOKが出るわけではありません。
出席扱いにするかどうかは校長先生が判断する
どんな条件で出席扱いにするかは担任の先生と相談し、校長先生が最終判断をします。
そのため、出席扱いにするルールは各学校でそれぞれに違ってきます。
極端なことを言うと、あの学校では「すらら」がOKだけど、あっちは「スタディサプリ」となる可能性もありますし、両方OKということも。
はたまた他のオンライン教材の可能性もあるわけです。
【出席扱いになったルール・わが家の場合】
- 週に1度、親子で放課後登校をする
- 放課後登校で「すらら」での学習履歴・ログイン履歴をプリントで提出
- テストは放課後登校で行う。
- 自宅でできる課題・提出物は自宅で行う。
この記事では、不登校を出席扱いにできる教材・すららとスタディサプリを比較していきます。
ぜひお子さんに合うものを試してみてくださいね。
- 不登校を出席扱いにするためのICT教材について
- 出席扱いにできるオンライン教材2択!
- 【すらら】すららコーチが学習をサポート!前例が多いうえに公式サポートあり
- 【スタディサプリ】個別指導コースの手厚いサポートがうれしい!
- 「すらら」と「スタディサプリ」の共通点
- 「すらら」と「スタディサプリ」の7つの違い
- 不登校を出席扱いにするオンライン教材・比較まとめ
不登校を出席扱いにするためのICT教材について
2005年から文部科学省が「不登校生が自宅でインターネットなどを活用して学んだ場合、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできる」と通知をだしています。
一般の保護者はもちろん、学校の先生でさえ知らない人が多いこの通知。
わたしも自分の子が不登校になるまで知りませんでした(^^;)
対象になるのは小中学生。
特に中学生は受験も気になります。内申点のためにも出席扱いにしておきたいところ。
そして内申点だけではなく、受験には年間の欠席日数も影響します。
参考URL>>>「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日:文部科学省
「義務教育段階の不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合」
オンライン教材は世の中にたくさんあります。
では、このICT等を活用した学習活動として認められるものは?
- 前例があるかどうか
- 出席扱いにするために、公式のサポートがあるかどうか
- 不登校生への学習のサポート
- 値段
この4つのポイントから考えて、実際に学校と交渉した私が安心しておススメできるものは2つでした。
出席扱いにできるオンライン教材2択!
それはズバリ!「すらら」「スタディサプリ」の2つ!
そして第一選択は「すらら」です!
世の中にオンライン教材はたくさんあります。
でも出席扱いにする難易度を考えるとこの2つにしぼられてきます。
・すららは出席扱いにするための公式のサポートがあります
・スタディサプリはオンライン教材として渋谷区の区立小中学校26校にすでに導入ずみという実績があります
学校に子どものサポートをお願いする場合、先生たちは「前例」がないことをとても嫌います。
理由に関しては詮索しませんが「前例がない」と言われたら「自分が前例を作るのはイヤですよ」という先生の心の声が聞こえるような聞こえないような…。え?わたしだけですか?
「前例」が見つからないという点ではスタディサプリに不安要素はありますが、「公立」の小中学校ですでに導入した実績があるのは大きいです。
上記の記事に「文科省より 自宅の出席扱い累計(すらら以外も含)」とあります。
すらら以外のオンライン教材でも出席扱いにできる教材は確かにあります。
調べたところ「すらら・スタディサプリ・eboard・クラスジャパン」が出てきます
では、どれでもいいのかというとそうは上手くいかないものです
実績から考えると、やはりスタディサプリは有力候補です
なぜならすでに「公立」の小中学校ですでに導入した実績があるから。
ただしスタディサプリ公式は、出席扱いOKと公言してはいません。
出席扱いになるかどうかは「校長先生の判断」にゆだねられるところが大きく、さらには教育委員会の意向も関係してきます。
確約ができないので「前例」がありますよと宣伝できないのかな?と推測。
これらのことを踏まえると、実績もあり公式が出席扱いOK、さらにサポートもすると公言している「すらら」が第一選択。
次点で「スタディサプリ」になります。
「スマイルゼミ」「チャレンジタッチ」は交渉次第でOKになる可能性はあります。
しかし調べても裏付けのある「前例」がありません。交渉するときの難易度が非常に高いです。
公式に問い合わせましたが、スマイルゼミは2020年8月「前例なし」との回答でした。
ただし、もし現在オンライン教材をお子さんが受講しているなら一度その教材で学校に交渉してみてもいいと思います。
ダメならダメで他の方法を考えればいいので、ダメ元で一度交渉するのも何の損にもなりません。
オンライン教材を選ぶときに一番大事なことは「出席扱い」にしやすいかどうかではなく、その教材がお子さんに合っているかどうかです。
無料体験などを利用して、納得したうえでオンライン教材を選べるといいですね
【すらら】すららコーチが学習をサポート!前例が多いうえに公式サポートあり
すららはゲーム感覚で学ぶことができる、対話型のデジタル教材。
インターネット環境があれば、パソコンやタブレットで世界中どこでも受講可能です。
発達障害や不登校の子どものフォローに力を入れていて、「すららコーチ」と呼ばれる現役の塾講師が親子ともにサポートしてくれます。
またアニメのキャラクターが対話式で授業をしてくれるので、勉強が苦手なお子さんでも大丈夫。
〇付けも自動で、正解するとキャラクターが一緒になって喜んでくれるので、やる気につながります。
対象教科は、国語・算数・社会・理科・国語・英語の5教科が受講可能
また出席扱いになった事例も多数あり、公式が電話でフォローをしてるので学校との交渉も安心。
【スタディサプリ】個別指導コースの手厚いサポートがうれしい!
スタディサプリはプロの講師による映像授業が特徴。
オリジナルのテキストを使って、タブレットやスマホで学習できます。
中学生からは個別指導コースならお子さんを担当コーチがしっかりサポートしてくれるので、不登校でも大丈夫。
チャットやメールで手軽に質問でき、学習スケジュールも組んでくれますので、親としても安心です。
対象教科は、中学講座は、国語・算数・社会・理科・国語・英語の5教科。
小学講座は、国語・算数入門編・算数・社会・理科で4教科。
出席扱いについて、スタディサプリにメールで問い合わせたところ「こちらでは判断ができないので、学校に問い合わせてほしい」とのことでした。
とはいえ、すでに渋谷区のすべての区立小中学校26校に導入ずみという実績があります(↓下記記事参考)
報道でも「出席扱いに」とありますので、ネットで探してコピーしていけば学校との交渉がスムーズになるでしょう。
「すらら」と「スタディサプリ」の共通点
「すらら」と「スタディサプリ」の7つの違い
第一候補のすららを基準にして書き出してみます。
全体的な印象は、すららはアニメーションを多用しているので低学年向き、スタサプは早くて高学年~中学生向きといえます。
またすららは学校の授業を手取り足取り教えてくれるので、勉強が苦手な子にはいいのですが、自分で先にすすめる子にはまだるっこしいです。
お子さんの個性により合う方を、まずは無料体験などされることをおすすめします。
不登校を出席扱いにするオンライン教材・比較まとめ
すららとスタディサプリの違いを表にまとめました